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リングに上がった時に!

格闘技はコンタクト・スポーツで実際に相手を殴ったり、蹴ったり,関節を極めに行ったり,閉めに行ったりとやり合う競技だ。スポーツだから当然ルールがある。指導者に依っては対戦相手を親の敵だと思って戦え!と言う指導者も居る。私自身も以前はどちらかと言うとその様なタイプの指導者だったかも知れない。しかし何年も指導に携わり,沢山の勉強をさせて頂き,また国際経験を積ませて頂き考えが変わって来た。もちろん昨年一年間(財)日本体育協会公認コーチの勉強会や合宿,試験を重ねた事も影響しているが,異なる競技のコーチ達と情報交換したり,実際にナショナル・チームの合宿に参加させていただいたりして考えが変わって来た。今は以前とは真逆の考え方になった。対戦相手は敵では無く自分の才能を最大限引き出してくれるパートナーだと言う風にだ。もちろん殴ったり、蹴ったりする競技だから逆に自分もやられる可能性がありパートナーと言うと語弊があるかも知れないが相手が居て初めて競技が成り立つので対戦相手に対しても尊敬の念を持たなければ為らない。どうしても敵だと思って試合をすれば硬くなり,練習して来た事が中々出来なかったりする。し
かし対戦相手を自分の才能を引き出してくれる存在だと思えば,不思議と色んな技が出たりする。そして最伸び伸びと出来るのでは無いでしょうか?恐怖心の克服や緊張の克服にも通じるのでは無いでしょうか?そして戦い終わればノーサイドだ。

by cyou-jou | 2008-07-10 12:50  

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