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息子に

五歳の息子にレスリングの稽古をつけていた時,三歳の娘をローリングで廻せなかった。私は叱った。「小さい妹も廻せへんのか?だからやられんねんぞ!!」。その瞬間息子は顔を歪め泣いた。この前練習で別の男の子にやられていたからそれを思い出したのだろう。とてもかわいそうな言葉を掛けてしまったかも知れないが,出来る様になって欲しいので心を鬼にした。息子はどちらかと言うと大人しくとてもシャイな方だ。幼稚園に行っても一人でぽつんとしてる時が最初は目立った。またやんちゃな友達からはいつもやられてばかりでやり返さず泣いてばかりだ。また凄く真面目で言う事は良く聞く方だ。そんな息子にきつい言葉で叱り,泣いたのを見ると私も辛かった。そして心で息子に詫びながら叱った。本当はもっと楽しくやった方が良いのかも知れないが強くなって欲しいと願う気持ちがきつい言葉と為って叱ってしまった。そう言う事があるので私は練習以外では余り叱ら無い様にしている。どちらかと言うと甘いかも知れない。練習が終わった後,私がきつい言葉で叱って泣く息子の顔を思い出し,とても辛くなるが,強く為って貰いたい。勝つ喜びを知って貰いたい,そう願う
ので心を鬼にした。叱った私が辛い思いをしている事は息子は分からないし,誰も知らない。こちらの気分や虫の居所で叱った事は一度も無い。叱るには理由がある。そして願いがある。練習で泣く時があるかも知れないが試合で喜ぶ為に!!勝つ為に!そしてその向こうに輝く未来の為に!!頑張って欲しい。親のエゴかも知れないし,息子は本当はやりたく無いのかも知れないが,親としてその道に誘導する事も役目だと思って居る。辞めたいと思う時が来るかも知れない,他にやりたい事が見付かるかも知れない,しかし今は私と共に歩んで欲しい。゛息子よ,とうちゃんは君の事が大好きだ!!゛。

by cyou-jou | 2009-04-14 23:22  

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