貴重な一冊
鉄人ルーテーズ自伝。これは貴重な一冊だ。戦前のプロレスリングの熱さを感じさせる。現在のプロレスと戦前のプロレスとでは全くの別物だったのでは無いか?戦前のプロレスはレスリングに関節技ありの総合に近いスタイルだったようだ。余り派手な演出は無く,アマレスの先にプロレスがあったようだ。当たり前の様だがレスリング(アマレス)の技術を知らないとプロレスでは絶対に勝て無い。プロのレスリングはグレコローマンの選手やフリーの選手がカテゴリーに関係無く,プロのリングに上がり,関節技や締め技も使い戦っていた。昔のプロレスのVTRや記録映像が無いのが惜しまれる。戦前のプロレスラーがどんな戦いをしていたのか,想像を掻き立てられる一冊だ。
by cyou-jou | 2010-05-18 00:03